物理チャレンジ 独習ガイド （丸善）力学・電磁気学・現代物理学の基礎力を養う９４題
物理オリンピック日本委員会 編 ・ 杉山忠男 著
「物理チャレンジ」とその先にある「国際物理オリンピック」に関心のある
中学生，高校生，工業高等専門学校生が物理の基礎を身に付けるための
テキスト。高校生らが学ぶ上で無理のない程度の微積分も使いながら，力学，
電磁気学，現代物理学を丁寧に解説する。通常の高校物理では扱われない
「剛体の回転運動」や「相対論」も，易しく解説。将来，大学・大学院での研究
活動の物理的な基礎固めに役立ててもらいたい。
難問・奇問で語る 世界の物理 （丸善）オックスフォード大学教授による
最高水準の大学入試面接問題傑作選
トーマス・ポベイ 著
物理オリンピック日本委員会 訳 （共訳）
オックスフォード大学の入試面接で出題された問題を中心にしたエッセイ集
高校物理の初歩的な知識があれば、十分に読める。ちょっと物理好きで頭の
体操をしてみたい人に最適。時止教授、無精教授に、光速博士の繰り広げる
絵巻物語。さあ、著者自身による多数の面白い挿絵とともに、不思議ワールドを
楽しもう。
理論物理への道標 三訂版 （河合出版）上巻 力学／熱学／力学的波動
下巻 光学／電磁気学／現代物理学入門
物理の好きな高校生，難関大学を目指す受験生向きの参考書。
本三訂版では，理論編の充実をはかると同時に，演習問題を精選。
物理系学科の志望者に向いている。
特に，「理論物理セミナー」では，現代物理学につながる面白い話
を，高校レベルで理解できるように説明。
下巻の「現代物理学入門」には，旧版と同様に，「量子論」，「エネルギー・バンドの理論」，「一般相対論的宇宙論」が入り，
さらに，付録に，「物理のための数学」，「特殊相対性理論の概要」
を含む。
物理学の本質に根ざしたハイレベルな演習問題の解答は
詳しく丁寧。
PHYSICS OLYMPIADBasic to Advanced Exercises (World Scientific)
Edited by the Committee of Japan Physics Olympiad
（jointly edited and translated)物理チャレンジとオリジナルな問題を通して，物理の基本から順を追って理解できる
ようになっている。
各分野をまとめ，過去の物理チャレンジ（第１チャレンジ，第２チャレンジ）で出題さ
れた問題，さらにオリジナルな問題に詳しい解答・解説が付け加えられている。
これにより，高校物理から，最先端の物理まで展望できるように工夫された英語版。
カラーテキスト 微分積分 （講談社） 杉山忠男著， 二宮正夫監修
高校で数学Ⅲの微分積分を十分に学習してこなかった大学生のための微分積分のテキストです。
微分積分の計算に必要なことは，豊富な例題を通してすべて
丁寧に解説されており，微分積分の基本的計算力を十分に
身に付けることができます。数学的厳密さには拘っていませんが，
微分積分の計算力を付ける上で必要な数学的内容を丁寧に
分かりやすく説明しています。
最強の力学入門 （講談社） 
大学に入学して物理学を学ぶ学生から，しばしば「高校物理は理解できたのに，大学物理はわからない」という言葉を聞きます。本書では，
高校教科書に書かれている力学は，ある程度理解できたと思ってい
たのに，大学物理としての力学がよくわからない，そんな人のために，
力学の基本を，高校の力学との繋がりを考えながら，丁寧に分かりやすく
解説しました。本書の最大の特徴は，多くの定性的説明を，Q&Aとして豊富に
加え，定性的に本質的な理解を得ることができるようにしたことにあります。
最強の電磁気学入門 （講談社）
「最強の力学入門」と同様に，高校の電磁気との繋がりを考慮しながら，大学の電磁気学の本質的理解を得ることができるようにした。本書においても，
豊富なQ&Aを加え，これだけを読んでも電磁気学全体の理解が深まるように
した。
初学者にとって取り付きやすくしたが，決して安易な学習を求めるものではない。
真摯に取り組めば，大学の電磁気学について，相当深い理解を得ることが
できるようにしたつもりである。本書を通して電磁気学の本質を理解し，さら
に進んだ物理学の学習に，向かう学生が，一人でも多く現れることを願っている。
オリンピック問題で学ぶ世界水準の物理入門
物理チャレンジ・オリンピック日本委員会 編（共編・共著）
物理チャレンジと物理オリンピックの問題を通して，物理の基本からオリンピックの
問題まで，順を追って理解できるようになっている。各分野をまとめ，過去５年間
の物理チャレンジ（第１チャレンジ，第２チャレンジ）で出題された問題に詳しい解答・
解説を付け，国際物理オリンピックの問題まで加えられている。これにより，高校物
理から，最先端の物理まで展望できるように工夫されている。
講談社 基礎物理学シリーズ 全１２巻二宮正夫，北原和夫，並木雅俊，杉山忠男 編
第１巻 力学 副島雄児，杉山忠男著
空気抵抗を受けた物体の落下運動，サイクロイド振り子，惑星の運動などの
具体的な運動を，運動方程式の扱いを通して丁寧に解説し，初学者がつまづく
ことのないように配慮した。剛体の運動の例として，地球－月系の運動を取り
上げるなど，学生が物理学への興味をかき立てながら学習できるようにした。
第６巻 量子力学Ⅰ 原田勲，杉山忠男著 「量子力学はどのようにつくられたか」など，初学者への導入を考慮した配列とした。
また，物理的に理解しやすく興味深い例を多くし，シュレーディンガー方程式の解き方
も丁寧に解説した。また，原子核のα崩壊，アハロノフ－ボーム効果など，現代的な
テーマも解説し，読者を飽きさせないような配慮をした。
第７巻 量子力学Ⅱ 二宮正夫，杉野文彦，杉山忠男著
本書「量子力学Ⅱ」は「量子力学Ⅰ」の続編である。本書では，量子力学Ⅰに比べ，
ややレベルの高い内容をを扱うが，あくまで，その分野をはじめて学ぶ学生を対象として，
丁寧で懇切な解説を心がけた。まず，ブラベクトル，ケットベクトルやハイゼンベルク描像
などに触れた上で，並進や回転の演算子として運動量演算子，軌道およびスピン
角運動量演算子を導入する。また，摂動論やＷＫＢ近似，散乱理論の解説を行い，
最後に，経路積分法を丁寧に説明する。この経路積分法の解説は，類書にない本書
の特徴をなすものである。
第８巻 統計力学 北原和夫，杉山忠男著
物理現象を，統計力学に基づいたミクロな立場からどのように理解できるかの解説
に重点を置いている。まず，どのような物理を理解できるかを知り，その面白さを味わって
欲しい。気体分子運動論から入り，ミクロカノニカル，カノニカル，グランドカノニカル
分布を解説し，固体論で重要なフェルミ分布（フェルミ縮退），ボース分布（ボース凝縮）
を丁寧に説明する。そして本書の特徴をなすのは，現代統計力学への入門として，
「相転移と臨界現象」について，初等的に詳しく解説したことにある。また，最後に，
輸送現象のやさしい解説を行った。
第１０巻 物理のための数学入門 二宮正夫，並木雅俊，杉山忠男著
力学，振動・波動，熱力学，電磁気学といった初等物理学を学ぶ上で重要な数学的手法
を丁寧に解説した。物理における数学の役割が理解できるように，具体的な物理の例題
を多くしたので，物理学を学ぶ上での数学的な参考書として活用できるようにした。
第２巻 振動・波動 第４巻 電磁気学 第５巻 解析力学
長谷川修司著 横山順一著 伊藤克司著
第０巻 大学生のための 第３巻 熱力学 第９巻 相対性理論 第１１巻 現代物理学
物理入門 菊川芳夫 杉山 直著 の世界
並木雅俊著 二宮正夫編
下巻 電磁気／熱／現代物理入門
日本原子力学会編（共著）
